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artwork ahead 2013.08.05

中園孔二展

2013年8月3日~8月31日 @ TOMIO KOYAMA GALLERY/清澄

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中園孔二展 2013年8月3日~8月31日 TOMIO KOYAMA GALLERY/清澄

 

中園孔二展はペインティングとインスタレーションに音響も加わった意欲的な展示だった。
特にペインティングが魅力的でいくつかの表現を持っているが、作家の年齢を聞いて驚いた。
若干23歳、その若さにしてここまでユニークで自由、豊かな表現力とは実に面白い作家が現れた。
色彩感覚や表現力は教えられて良くなるものもあればいわゆる天性のものもある。
中園孔二の豊かな色彩感覚と独特な表現力はまさに天性の才能であると思う。
教えられるものではない天性の才能が花開くのには時間はかからない。
だからこそ彼は23歳という若年であるが既に平然と彼独自の域に至っているようだ。
しかし、辛口で見たら若いが故に表現がまとまっていない部分もあるかも知れない。
でも、考えてみたら23歳でここまでまとまっているなんて凄いなあとも思わせる。
僕は特に彼のペインティングのクレヨンを使った作品とシンプルな形の油彩が好きだ。
そして、そこに描かれた不思議なキャラクターのような人物達も実に面白い。
中にはピカソを彷彿とさせるような作品まであって、とにかくセンスがめちゃくちゃいいと思う。
小山登美夫氏が公募展で見出し、自ら小山登美夫賞を与えてデビューさせたと聞く。
村上隆や奈良美智を見出した小山さんが今後彼をどういった作家へ育つ方向に導くのか。
「ばらばらに見えますが出来上がった作品は全て自分が見たかった景色」という作家のコメントにも天才肌を感じる。
とにかく、今回はペインティング好きの僕のツボにハマったのでベタ褒めで終始させていただきます!