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artwork ahead 2013.12.25

三宅信太郎展 「Sitting on a Chair,Eating Bread 」

2013.12.18 ~ 1.13 @ 8/ART GALLERY/TOMIO KOYAMA GALLERY

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独特の世界観を持つ作家、三宅信太郎の個展がヒカリエの小山登美夫ギャラリーで開催された。初日には作家本人がギャラリー内の壁に壁画を延々と描き続けるライブドローイングのパフォーマンスもあったが、彼がどのようにしてあのクネクネした独自の線の絵を描くのか直に垣間見れてとても興味深かった。今回のテーマはパン屋さん?作家もライブドローイングのパフォーマンスはパン屋さんの恰好で臨んでいたのでパン屋の気持ちで制作した作品なのだろう。もしくはパンへのオマージュなのかも?しかし、彼の場合はどういうテーマにしてもその独自の世界は全く変わらず揺るぎない。彼のライブドローイングの様子を見ていると完全に絵を描く世界に入り込んで無心に描いているのがよく分かる。そして、彼の絵に必ず登場する子供の絵のようなキャラクターやそのクネクネした線も彼の中から自然に溢れ出るものだというのが良く理解出来た。彼には他にまね出来ない彼だけの世界とそれを表す強烈な絵がある。色彩感覚もとても独特でなんというか懐かしいような不思議な色合いを描ける珍しい作家のような気がする。今回はドローイングやペインティング以外にもパン屋さんのナイフのオブジェや巨大なサンドウィッチのオブジェなども展示されているが、テーマに沿って展示を考えて表したい世界観を完結させる工夫を作家としてきちんと成し遂げている。好きな人と好きでない人に別れるような絵かもしれないが自分は結構好きなタイプの絵である。でも、値段が高くなったので買えはしないけど、これからも気にしながら創作の推移を見守って行きたい作家の1人だ。