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artwork ahead 2014.02.04

in our skin 衣川明子展

2014,1,25~2,22 @ ARATANIURANO GALLERY

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アラタニウラノギャラリーにて開催されている衣川明子さんの展覧会、「in our skin」を見に行った。見ているととても不思議な感覚に襲われる印象的な絵である。そのほとんどは人物や生物の顔だったり体だったりするが、ネンドで作られた小さなフィギュアや獣の毛皮?のようなオブジェも効果的に展示にしてある。顔に毛のは生えた獣や不思議な体つきの人物などが独特の乾いたブラシストロークで丹念に重ね塗りされ、その表面の色合いはなんとも説明しがたい深い奥行きのような感触を描き出す。キャンバスが感触を持った肌のように見えて来る。そして、しばらく見ているとピントがボケている何かを凝視しているような不安な感覚に陥り、不意にそこに描かれている物に吸い込まれそうになる。そんな不思議な力を持った絵だ。彼女がいったい何をヒントにこうした不思議な生き物達を不思議な技法で描き始めたのかは定かではないが、一貫したスタイルとして描き続けているという事はこれらのイメージは彼女の中に相当強烈にわき上がってくるのに違いない。観る人によっては好き嫌いが分かれるかもしれないが、いずれにせよ忘れがたい絵である事はとても重要な事実だと思う。