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artwork ahead 2014.02.05

ignore your perspective 21「Study for Cynicalness」

2014,1,25~3,1 @ 児玉画廊

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白金にある児玉画廊にてグループ展を見る。ignore your perspectiveと題されたグループ展は毎回面白いテーマでの作品発表を試みるが、今回のテーマは「Study for Cynicalness」。シニカルとは、皮肉な態度をとるさま。冷笑的。嘲笑( ちょうしょう)的などと辞書にある。それも踏まえて今回の5人の作家の作品を眺めてみた。貴志真生也、小林真太朗、中川トラヲ、森下明音、和田真由子の5名の参加作家はいずれも個性的な作家であり作品もまた個性的である。平面的なオブジェ、不思議な雰囲気の立体作品、絵画など、さまざまな種類の作品がギャラリー内にインスタレーションされていてとても面白かった。なんの変哲もない普通の素材を使ってアート作品を作っていたり、なにかの装置を連想させるような立体作品や自由で開放的な色使いで描かれた絵画など、どの作品も極めて実験的な感じがする。どうしてこのような作品を作ったのか、作らなければならなかったのか。そんな事も考えながら興味深く見させてもらった。グループ展で作家に共通の制作テーマを与えるというのは凄く良いアイデアだと思う。それぞれの作家の普段とはひと味違った作品に出会えるし、それぞれが同じテーマで違う形の主張をする作品を生み出すのも見ていて刺激的だ。また、そういったさまざまな作品が一つのギャラリー空間でお互いに影響し合いながら展示される様も鑑賞体験として貴重だと思った。今後もこのグループ展ignore your perspectiveが楽しみである。