ARTRANDOM

artwork ahead 2014.03.30

フライド幽霊とボイルド空想

3,20~4,26 @ ShugoArts

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清澄にあるシュウゴアーツにて金氏徹平の最新個展を見る。人気のある作家なので高額な物も含めて既にいくつかの作品は売れていた。マンガの背景エフェクト の絵みたいな平面作品がギャラリーの壁いっぱいに沢山展示してあるほか、様々な形と手法で作り上げられたオブジェ、木の板に描かれた絵を複雑にくり抜き再 構築したような彫刻作品など多彩な作品がギャラリーのいたるところに展開されていた。白いセメントのような液体で満たされた色とりどりのプラスチックケー スやバケツが重厚なオブジェ作品になっていたり、フィギュアなどにも白い液体がドロッとかけられてオブジェ化している。日常的な物が非日常的な物に変化させられてアート作品として息吹を吹き込まれる。そんな不思議な感じがする作品だ。不確かさが興味の対象とのことだが、確かに得体の知れないなにかという印象の作品達である。9月にはシンガポール滞在期間中に製作した80点にも及ぶ作品の展示もあるそうだが、多産な制作活動には創作への意欲やアーティストとしてのエネルギーの強さを感じる。今後、世界中で注目される作家になる予感をさせる展覧会だった。