ARTRANDOM

artwork ahead 2014.04.21

LY ART SHOW

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昨年伊勢丹の2階で展示をお願いしたアーティストのLYさんの個展が原宿で開催された。白と黒に少々のグレーを使ったモノクロな配色の作品はニューヨークのストリートアートのような魅力を持っている。実際、最初に彼女の個展をギャラリーターゲットで見た時にはニューヨークのアーティストかと思った。しかし、日本人でしかも女性作家と聞いてちょっと意外で驚いたのを覚えている。彼女の作品にはスケートボードとスケートボーダーのライフスタイルが色濃く関係していて彼女自身もスケートボーダーだ。今回はなかったがスケートボードにアートを描いた作品もある。そして、ちょっとユニークなキャラクターも彼女の作品には必ず登場するが、黒いネンドの固まりみたいなキャラクターは座り込んでいたりふさぎ込んでいたり。思わず吹き出してしまいそうなほどに面白い存在感を持っている。今回はなんとDIK(ディック君)?という頭がディックなキャラクターが登場、プリントとして販売されていた。それにしても彼女の絵は強烈に独自な世界を持っている。白と黒で描かれている時点でかなりインパクトがあるのだが、その風景は大体がアメリカのサバービア(郊外)の風景のような寂しい雰囲気でスケボーをやる為のレールやバンク、プールなどがぽつりぽつりと点在している。その中でうずくまって座るキャラクター達にはどことなく哀愁が漂う。見ていると最初は切なくなるような、でも、もっとよく見るとなんだか心が和み始め癒されるような。独特な世界観は一度見たら忘れない強さを秘めている。