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artwork ahead 2014.08.21

三宅信太郎 The cards in the air !

7/11~8/3 2014 @ ROPPONGI HILLS A/D GALLERY

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小山登美夫ギャラリーの作家である三宅信太郎の新作展が六本木ヒルズのA/Dギャラリーにて開催された。つい先頃には渋谷ヒカリエにある小山登美夫ギャラリーでも展覧会を開催したばかりだが今回も本人がギャラリー内にてライブドローイングをするという趣向は変わらず実に精力的な作家活動だと思う。三宅信太郎というアーティストは以前から独特な世界を持っていてそれは確固たるスタイルのように普遍的である。子供の描いたドローイングのような不思議な世界には必ずアーモンド形の横長の顔のキャラクター達が登場する。絵の描き出す世界やテーマは毎回のように変わってもこの登場キャラクターはいつも同じでしたがってどんな物語であろうと彼のおとぎ話はこれらのキャラクターの世界として完結する。いったい彼の頭の中はどうなっているのかなあといつも感嘆しながらその作品と作風を楽しませてもらう希有な作家だ。そして、この世界とキャラクター達の物語は彼の中から泉のごとくわき上がるのだろうか、ライブドローイングをする彼を見ているとなんのためらいも躊躇もなくすらすらと下書きなど無しでどんどん描き進むのである。描く本人は毎回そのテーマの中の人物のようなコスチュームに身を包み、完全にキャラクターになり切って描いているというのも特徴的だ。今回の展示作品のテーマはトランプのカードや中世の肖像画にあるようで大小さまざまな作品が会場の壁を埋めていた。色々な形の古い感じの額縁に入った肖像画のシリーズは大半が売れていて作家の人気振りが伺えた。彼はきっとこれからも様々なおとぎ話のような世界を彼のキャラクターが生きている様で描き続けるのだろう。