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artwork ahead 2016.02.08

工藤麻紀子展

2016.2.6~3.5 @ TOMIO KOYAMA GALLERY

IMG_8977 IMG_8978 IMG_8976IMG_8975 IMG_8974IMG_8979 2月6日から3月5日まで北参道に移転したTOMIO KOYAMA GALLERYにて工藤麻紀子展が開催されている。 工藤さんの作品はいつもどこか懐かしい子供の頃を追憶するような独特の雰囲気を持っている。 草花や動物と子供、この取り合わせが彼女がいつも一貫して好むモチーフである。 子供はまるで漫画のような姿なのに対して回りに描かれる植物のある風景や動物達は非常に写実的に描き込まれる。 見た感じはなんというか、皆が子供の頃に描いた夏休みの思い出の絵をずっと描き続けて来た大人が描いた絵のようだ。 全体の色彩や子供の姿は淡く切なく感じるけれど、近くで見ると全体的な模写力や表現力は素晴らしく感心する。 透けた感じに描かれる漫画的なタッチの子供と逆に丁寧に描き込まれた植物や動物のいる背景が同じ画面に共存する。 このアンバランスな要素がお互いにうまく作用し合って彼女独特の世界を作り出しているようだ。 好きな世界を丹念に描き通す彼女の作風は記憶の中のイメージが現れ続く限りとめどなく溢れ出てくるのだろう。 今回はメインの壁面いっぱいに広がるかなり大きな作品もあり見応えのある展覧会となっている。