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artwork ahead 2016.08.05

「宇宙と芸術展」

7月30日〜2017年1月9日 @ 森美術館

7月30日から2017年1月9日まで六本木の森美術館で「宇宙と芸術展」が開催される。宇宙とは壮大なテーマだが、考えてみれば我々はいつも宇宙の中にいるのだし宇宙の一部なのである。遠い昔から人は夜空の星を見つめ、そこに広がる星空の美しさと不思議に魅了され続けてきた。今回の展示では曼荼羅から現代アートまで宇宙というキーワードで古今東西の様々が集められた。隕石、化石、ダ・ヴィンチやガレリオの天文学書、曼荼羅や竹取物語の絵巻、そして現代アーティストの作品。この展覧会では今まで生きてきた人々、そして今を生きる現代作家達がそれぞれ宇宙に迫る様を一堂に見れるのである。日本最古のSF小説といえる「竹取物語」の絵巻と今最も注目されるチームラボが同じ展覧会で見れるのだから実に面白い。日本の作家で注目なのは森万里子、杉本博司、そして空山基による等身大セクシーロボットも登場する。海外の作家も多く、トム・サックスのスペースシャトルやビョーン・ダーレムの大型インスタレーションは見応え十分だ。渋いところでは巨大なアンドレアス・グルスキーの写真やヴォルグガング・ティルマンスの撮りおろし作品も見逃せない。メディアアート集団チームラボの映像作品では衝撃的360度映像で無重力感を味わえるので実際に体験して欲しい。今年いっぱい続くこの「宇宙と芸術展」は我々の身近な宇宙について驚いたり感動したりしながら考えさせてくれる面白い企画展である。

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