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artwork ahead 2014.03.06

CHINA DIARY

Stephen Spender CHINA DIARY David Hockney by Stephen Spender David Hockney

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誰でもいいから好きな画家になれるとしたらどの画家になりたい?なんて考えてみる。やっぱりピカソ?でも、女性問題で大変そうだ。ゴッホは気が狂ってしまう。ウォホールはSTUDIO54とかファクトリーとかとにかく楽しそう!でも、社交界に疲れしてしまうかも?そう考えるとアーティストって皆それぞれに激しく過激な人生を送る宿命なのかもしれない。そんな中、なんとなく丁度良いチョイスかもしれないなんて思わせる何かがデビッド・ホックニーにはある気がする。温和な感じ?感じたままを素直に絵に表現して淡々と暮らしているような雰囲気?全て勝手な想像だけど、とにかくホックニーの絵を見ていると和むし平和な気持ちになれるのだ。そんなホックニーが中国を訪れた際に描いたドローイングや水彩画を集めた画集が「チャイナダイアリー」である。画像では紹介していないが本には様々な文章の他に沢山の写真も掲載されている。そして、それらと共にホックニーの見たチャイナの風景や出会った人々がまるで旅行日記のように紹介されている。中国の水墨画に影響されたような薄い濃淡の水彩画はしかしながら凄くカラフルでホックニーらしい色合い。人々を細部まで細かく描写したスケッチやドローイングも彼らしい豊かな線の表現で見ていてとても楽しい。なんというか、イギリス人独特のお洒落のセンスを感じるし、アーティストとして感じたままを素直な色や線で表現するという簡単そうでいて難しい事もなんなくこなしてしまうような凄さを感じる。最初の個展で作品を完売させたという伝説を持つ画家、デビッド・ホックニー。このチャイナダイアリーはもしも彼みたいに見た物を素直に、そして鋭く絵によって表現することが自由自在に出来たらきっと旅行するのも楽しいんだろうなあと思いながら眺めて和んだ気分に浸れる画集なのである。